外資系は英語ができなくても働ける?転職できる条件・必要な英語力・入社後の対策
2024.01.03読了目安時間:22分
執筆:CHADSくん(CHADS共同創業者・トリリンガル)
最終更新:2026年7月26日
執筆者について
本記事は、英語を第二言語として習得し、日本の外資系企業で12年以上勤務し、現在は日本法人の代表を務めるCHADS共同創業者の実体験をもとに執筆しています。
英語ができない状態でも、外資系企業へ転職できるのか。入社できたとして、本当に仕事についていけるのか。
結論から言えば、英語が流暢でなくても、外資系企業へ転職できる場合はあります。
ただし、「外資系企業」というだけで、必要な英語力は決まりません。
日本人だけの営業チームで国内顧客を担当する仕事と、外国人上司へ毎週報告し、海外本社と交渉する仕事では、同じ外資系でも英語の負荷はまったく違います。
英語力が不足していても採用されることはあります。しかし、仕事の専門性まで不足していてよいわけではありません。
外資系で働くために重要なのは、単純なTOEICスコアではありません。
自分の専門性で英語力の不足をどこまで補えるか。実際の業務でどの英語タスクが必要か。入社後に不足部分を伸ばす時間と意志があるか。
この記事では、これから外資系へ転職する方と、すでに外資系へ入り「英語ができなくてつらい」と感じている方の両方に向けて、現実的な判断基準と対策を解説します。
この記事と、英語学習の記事の使い分け
- 外資系へ転職する判断基準や、入社後の仕事の進め方を知りたい:この記事をそのまま読み進めてください。
- なぜ英語を学ぶのか、転職が本当に自分の目的と合っているか整理したい:英語を学ぶ理由とは?学習を続ける目的の見つけ方
- 知識はあるのに、会議や面接で英語が口から出ない:英語を話せるようになるには?独学で伸ばす方法
この記事の要点
- 外資系でも、英語をほとんど使わない職種から、毎日交渉する職種まで幅がある
- 英語が弱くても、専門性が強く、会社が現状を理解していれば転職できる場合がある
- 外国人上司、英語会議、海外顧客対応が中心なら、入社前の準備が必要
- 面接では英語力を誇張せず、「何ができ、何が弱く、どう補っているか」を具体的に伝える
- 入社後の英語は、会議前の準備、確認、議事録、反復によって大きく改善できる
- 外資系へ入るだけで英語が自動的に伸びるわけではない
- 仕事で繰り返す英語を優先して学ぶことが、最短の改善につながる
目次
- 外資系は英語ができなくても働ける?
- 同じ外資系でも英語使用量はまったく違う
- 英語が弱くても転職を検討できる条件
- 英語が弱い状態で入社すると危険なケース
- 外資系転職に必要な英語力はどのくらい?
- 求人票の英語条件をどう読むか
- 面接で英語力不足をどう伝えるか
- 入社前に必ず確認する質問
- 入社後に「英語ができなくてつらい」と感じる理由
- 入社後90日間の対策
- 会議で使える確認フレーズ
- 外資系で働けば英語は自動的に伸びる?
- 外資系で身につくソーシャルダイナミクス
- 仕事以外で何を勉強すべきか
- よくある質問
- まとめ
- CHADSについて
外資系は英語ができなくても働ける?
働ける場合はあります。
外資系企業であっても、日本法人の顧客、社員、取引先がほぼ日本人で、日常業務が日本語中心の職種は存在します。
日本市場の知識、営業経験、技術力、業界内の人脈などが強ければ、英語力が十分でなくても採用される可能性があります。
反対に、会社名が日本企業であっても、海外顧客や外国人上司とのやりとりが中心なら、高い英語力が必要になることもあります。
つまり、判断基準は会社の国籍ではありません。
実際の仕事で、誰と、何を、どの頻度で、どの形式で英語を使うかです。
「英語ができない」の意味も人によって違う
自分では「英語ができない」と感じていても、次の能力がある人はいます。
- メールなら時間をかけて書ける
- 一対一なら会話できる
- 自分の専門分野なら説明できる
- 資料を読めば内容を理解できる
- 発表内容を準備すればプレゼンできる
- 複数人の速い会議だけが苦手
これらは「英語ゼロ」ではありません。
苦手なタスクと、現在できるタスクを分けることが、現実的な転職判断の第一歩です。
同じ外資系でも英語使用量はまったく違う
次の表は、外資系企業でよくある環境と英語負荷の目安です。
| 職場環境 | 英語負荷 | 主な英語タスク |
|---|---|---|
| 日本市場向け・日本人チーム | 低〜中 | 社内メール、資料閲覧、一部の本社連絡 |
| 海外本社との定期メールあり | 中 | 報告、質問、資料作成、チャット |
| 外国人上司へ直接報告 | 中〜高 | 1on1、進捗報告、相談、評価面談 |
| APAC・グローバル職 | 高 | 多国籍会議、プレゼン、調整、交渉 |
| 英語で顧客対応・営業交渉 | 高 | 商談、契約、交渉、トラブル対応 |
| 社内公用語が英語 | 非常に高い | ほぼすべての社内コミュニケーション |
英語が弱い人にとって比較的入りやすいのは、日本市場向けで、仕事の大半が日本語で行われる職種です。
ただし、入社後に昇進し、担当範囲が広がると、英語の使用量が増えることがあります。
入社時の業務だけでなく、二年後、三年後に期待される役割も確認してください。
英語が弱くても転職を検討できる条件
1.英語以外の専門性が強い
企業が採用したいのは、英語を話せるだけの人ではありません。
営業、技術、マーケティング、財務、法務、人事、製品開発など、役割に必要な能力が重要です。
英語力が不足していても、その会社が日本市場で必要とする専門性が高ければ、採用される可能性があります。
2.仕事の中心が日本市場と日本語である
国内顧客、国内販売、ローカルオペレーションが中心なら、英語の負荷は比較的管理しやすくなります。
3.会社が現在の英語力を正確に理解している
面接で英語力を誇張せず、何ができ、何が難しいかを伝えたうえで採用されることが重要です。
4.準備できる英語タスクが多い
メール、資料、定例報告など、事前準備できる仕事が中心なら、翻訳、AI、テンプレート、練習を使って補えます。
5.英語力を伸ばす意志と時間がある
入社後に英語を避け続けるなら、負担は減りません。
会議準備、振り返り、自宅学習を一定期間続ける必要があります。
6.上司やチームに支援する余地がある
会議資料を事前共有する文化、議事録を残す習慣、確認を歓迎する上司がいると、英語力が十分でない時期を乗り越えやすくなります。
「英語が弱いけれど、仕事はできる」という状態なら、外資系転職は現実的です。「英語も仕事も入社後に学びたい」という状態では、リスクが大きくなります。
英語が弱い状態で入社すると危険なケース
面接で、実際以上に理解できるふりをした
入社後、会社側の期待値と実力の差が一気に表面化します。
聞き取れなかった質問に曖昧に答えるより、確認したうえで正確に答える姿勢のほうが安全です。
外国人上司との会話が、仕事の中心である
毎日の指示、評価、相談が英語だけで行われる場合、一対一の会話力が業務遂行に直結します。
入社直後から交渉やプレゼンが必要である
準備なしで即時に判断し、相手を説得する仕事は、英語負荷が高くなります。
速い多人数会議が多い
話者が頻繁に変わり、アクセントも異なる会議は、一対一より難易度が大きく上がります。
求人票の「ビジネス英語」が、本当に中核業務を指している
海外本社との調整、顧客交渉、英語契約、リージョナル会議が職務内容に書かれているなら、英語は単なる歓迎条件ではありません。
英語を学ぶこと自体が、転職の主目的である
会社は英語学校ではありません。
英語を伸ばせる環境は得られますが、まず仕事で価値を出す必要があります。
外資系転職が「英語を使うための手段」になっており、本来実現したい仕事や生活が曖昧な場合は、一度目的を整理してください。
すでに睡眠や心身へ大きな影響が出ている
適度な緊張は成長につながることがあります。
しかし、慢性的な不眠、強い不安、食欲低下などが続く場合は、「成長のためのストレス」として正当化せず、上司、人事、医療機関などへ相談してください。
外資系転職に必要な英語力はどのくらい?
一つのTOEICスコアだけで判断することはできません。
外資系の仕事では、次の能力が別々に必要です。
メール・チャットを読む
翻訳ツールを使いながら時間をかけて理解できます。
英語が弱い人でも、比較的対応しやすいタスクです。
メール・資料を書く
準備時間があり、AIやテンプレートを使えるため、会話より補いやすい分野です。
ただし、契約や重要な顧客文書では、人間による確認が必要です。
一対一の会議
相手へ確認しやすく、会話を自分の速度へ調整できます。
関係ができるほど、相手の話し方にも慣れます。
多人数会議
話者交替、割り込み、複数アクセント、背景知識が重なるため、難易度が高くなります。
プレゼンテーション
内容を準備できるため、発表部分は対応しやすいことがあります。
一方、質疑応答には即時の理解と応答が必要です。
交渉・トラブル対応
相手の意図、感情、譲歩可能な範囲を読みながら言葉を選ぶ必要があり、高度な英語と業務経験の両方が求められます。
雑談・人間関係作り
評価されにくい分野ですが、信頼関係、情報収集、キャリア形成に影響します。
文法的な正しさだけでなく、ユーモア、距離感、会話へ入るタイミングが必要です。
英語力を判断する質問
- 自分の専門分野を、準備すれば英語で説明できるか
- 一対一で、分からないことを確認できるか
- 会議後に、決定事項を英語でまとめられるか
- 相手の意見へ、賛成・反対・保留を伝えられるか
- 理解できなかったときに、分かったふりをせず聞き直せるか
求人票の英語条件をどう読むか
求人票の「英語力必須」「ビジネスレベル」「TOEIC○点以上」だけでは、実際の負荷は分かりません。
職務内容に、次の言葉があるか確認してください。
- Report to regional / global manager
- Coordinate with global headquarters
- Lead regional meetings
- Negotiate with overseas stakeholders
- Prepare presentations in English
- Manage international clients
- English as the working language
これらが中心業務なら、英語は評価項目ではなく、仕事を成立させる道具です。
一方、「英語力歓迎」「海外本社との連絡あり」とだけ書かれている場合、実際の使用頻度は低いこともあります。
求人票だけで決めず、面接で具体的に確認してください。
面接で英語力不足をどう伝えるか
英語力を過小評価しすぎる必要も、誇張する必要もありません。
重要なのは、弱点を抽象的に謝るのではなく、現在の能力と対策を具体的に説明することです。
日本語での伝え方
英語は現在も強化中です。メールと資料の読解は業務で対応できます。一対一の会議では内容を確認しながら進められますが、複数人が速く話す会議と即興の質疑応答が現在の課題です。そのため、会議前の資料確認、想定質問の準備、会議後の要約を習慣にしています。
英語での伝え方
My English is still developing, but I can handle emails, documents, and prepared discussions related to my area of expertise.
My current challenge is following fast multi-person meetings and responding to unexpected questions.
To compensate, I prepare key points in advance, clarify anything I do not understand, and send written follow-ups after meetings.
専門性と結びつける
英語力不足の説明だけで終わらず、自分がその役割へ提供できる価値を伝えます。
たとえば、次のように続けます。
I believe my experience in the Japanese market and my relationships with local customers would allow me to contribute immediately, while I continue improving the English required for the role.
企業側が知りたいのは、英語が完璧かどうかだけではありません。
不足を理解し、管理しながら、仕事で成果を出せるかどうかです。
入社前に必ず確認する質問
面接は、会社があなたを評価するだけの場ではありません。
英語負荷が自分にとって現実的か、こちらから確認してください。
- このポジションでは、一日の何割程度、英語を使いますか?
- 英語は主にメール、会議、プレゼン、交渉のどれで使いますか?
- 直属の上司は日本語を話しますか?
- 定例会議には、何人程度が参加しますか?
- 海外本社への報告頻度はどのくらいですか?
- 入社後三か月で、英語を使って何ができることを期待されますか?
- 英語の資料や会議アジェンダは事前に共有されますか?
- 現在この仕事をしている人は、どのような場面で英語に苦労していますか?
「英語を使いますか?」だけでは不十分です。「誰と、何を、どの頻度で、どの形式で英語を使うか」まで確認してください。
入社後に「英語ができなくてつらい」と感じる理由
知っている英語と、実際に聞こえる英語が違う
単語や文法を知っていても、自然な速度、音の変化、アクセントによって聞き取れないことがあります。
複数人の会議では、話者が頻繁に変わる
内容だけでなく、誰が話しているか、誰の意見へ反応しているかを追う必要があります。
英語以前に、会議の背景情報が足りない
会社固有の略語、過去の決定、関係者の立場を知らないと、日本語でも理解が難しくなります。
理解できなかったときに、聞き直せない
評価を下げたくない、会議を止めたくないという不安から、分かったふりをしてしまいます。
日本側の事情を説明する責任がある
単純な英会話ではなく、市場、文化、法規、顧客、社内事情を論理的に説明しなければなりません。
毎日、集中力を大量に消費する
第二言語で仕事をすると、会議後に強い疲労を感じることがあります。
この疲労を「自分は仕事ができない」と解釈しないでください。
英語処理へ追加の認知負荷がかかっている可能性があります。
入社後90日間の現実的な対策
最初の30日:仕事内容と英語の地図を作る
- 頻繁に出る社内略語を集める
- 定例会議の目的と参加者を把握する
- 自分が毎週説明する内容を特定する
- 上司や同僚のよく使う表現を記録する
- 会議後に、理解できなかった部分を確認する
- 重要なメールの定型表現を保存する
最初からすべてのビジネス英語を学ぶ必要はありません。
自分の職場で繰り返される英語を把握してください。
31〜60日:繰り返すタスクをテンプレート化する
- 週次報告の構成を固定する
- 会議前に伝える三点を英語で書く
- よく受ける質問への回答を準備する
- 確認、反対、保留、提案の言い方を用意する
- 会議後のフォローアップメールをテンプレート化する
61〜90日:受け身から能動的な参加へ移る
- 会議で一度は質問する
- 意見を一つ準備し、自分から述べる
- 日本市場の事情を短く説明する
- 会議の決定事項を自分の言葉で要約する
- 必要な場面では、反対意見やリスクを明確に伝える
会議前・中・後の基本フロー
- 会議前:アジェンダ、資料、想定質問、伝える三点を準備
- 会議中:分からない部分を確認し、決定事項を記録
- 会議後:要約を送り、不明点を確認し、次回も使う表現を保存
会議で使える確認フレーズ
英語が弱い時期に最も重要なのは、難しい表現ではありません。
理解を確認し、会話を調整する表現です。
聞き取れなかったとき
- Could you say that again a little more slowly?
- I’m sorry, I missed the last part.
意味を確認するとき
- Just to make sure I understood correctly, are you saying that...?
- When you say “X,” what exactly do you mean?
考える時間が必要なとき
- Let me think about that for a moment.
- I’d like to check the details before I give you a firm answer.
会議を要約するとき
- Let me summarize what we’ve agreed so far.
- My understanding is that the next steps are...
聞き直すことは、英語力の低さを告白する行為ではありません。
仕事上の誤解を防ぐための、正常なコミュニケーションです。
準備した表現を覚えるだけでなく、会議中に必要な言葉を取り出し、相手の反応に合わせて調整する練習も必要です。
外資系で働けば英語は自動的に伸びる?
外資系で働くと、英語へ触れる時間と必要性は増えます。
これは、英語習得にとって大きな利点です。
同じ上司、同じ会議、同じ製品、同じ説明へ何度も触れるため、業務に必要な英語は比較的速く伸びることがあります。
しかし、仕事の英語が増えれば、自動的にすべての英語力が上がるわけではありません。
伸びやすいもの
- 自分の業界の専門語彙
- 毎週行う進捗報告
- 同じ上司の発音や話し方
- 社内で繰り返される表現
- 自分の担当業務を説明する英語
仕事だけでは伸びにくいもの
- 自分の業務と関係のない幅広い語彙
- 雑談やユーモア
- 異なるアクセントへの対応
- 映画、ニュース、社会問題などの理解
- 英語圏の文化的なニュアンス
仕事で英語を避け、同僚へ通訳や対応を任せ続ければ、接触量も増えません。
反対に、準備し、参加し、確認し、振り返れば、職場は強力なイマージョン環境になります。
英語イマージョンの全体像は、次の記事で解説しています。
イマージョンラーニングとは?英語イマージョンのやり方・始め方
外資系で身につくソーシャルダイナミクス
英語が正しくても、海外本社との仕事がうまく進むとは限りません。
相手が何を期待し、どの程度直接的に意見を述べ、どのように意思決定するかを理解する必要があります。
CHADSでは、このような文化の中で無意識に共有されるコミュニケーションの前提を、ソーシャルダイナミクスと呼んでいます。
外資系企業で働くと、次のような場面へ日常的に直面します。
- 海外本社から、日本市場の特殊性を説明するよう求められる
- グローバル方針と、日本の商習慣が衝突する
- 直接的な反対意見を、関係を壊さずに伝える
- 日本側の慎重さが、消極性として誤解される
- 海外側の速い決定が、日本側には乱暴に感じられる
私自身、日本支店の立場を守るため、本社へ反対意見を伝えた経験が何度もあります。
たとえば、日本人ユーザーにとって使いにくいウェブサイト、日本のステークホルダー調整を考慮しないスケジュール、日本市場では成果につながりにくい施策などです。
このとき必要なのは、「日本では違います」と言うだけではありません。
なぜ違うのか。どのリスクがあるのか。代わりに何を提案するのか。相手が判断できる形で説明する必要があります。
外資系で評価される英語は、きれいな英語だけではありません。相手の前提を理解し、自分の市場や立場を、明確に説明できる英語です。
ソーシャルダイナミクスについては、次の記事で詳しく解説しています。
仕事以外で何を勉強すべきか
外資系へ入社すると、英語学習の優先順位は明確になります。
一般的な「ビジネス英語」を最初から広く勉強するより、次の一週間で必要な英語を優先してください。
仕事で実際に使う英語を集める
- 上司から何度も聞く表現
- 自分が毎週説明する内容
- 会議で聞き取れなかった言葉
- メールで繰り返し使う文章
- 日本市場を説明する表現
- 自分が言えずに困った文章
これらを、元の文脈と一緒に記録します。
単語や表現をAnkiへ入れる具体的な方法は、次の記事で解説しています。
センテンスマイニングとは?Ankiで英単語を覚える具体的なやり方
自分の仕事に近い英語を聞く
営業なら営業、マーケティングならマーケティング、技術なら技術の英語コンテンツを聞きます。
同じテーマへ繰り返し触れると、仕事で必要な語彙と説明パターンが何度も登場します。
基礎の弱点を放置しない
発音、基礎文法、高頻度語彙が不足していると、会議のたびに同じ問題が起きます。
文法の役割と学ぶタイミングについては、次の記事も参考にしてください。
英語学習に文法は必要?イマージョンにおける役割と学ぶタイミング
仕事で必要な英語だけでなく、発音、文法、語彙、インプット、アウトプットをどう組み合わせるか整理したい方は、次の全体ガイドも確認してください。
短い準備と反復を毎週続ける
二時間の抽象的な勉強より、次回の会議で使う三つの文章を準備し、実際に使い、振り返るほうが、仕事の英語には直接つながります。
外資系転職の前後で、英語習得の仕組みを作りたい方へ
CHADSの記事では、必要な考え方と手順を公開しています。CHADSの商品は、その内容を、英語習得全体の順番と日々の実行へつなげるためのものです。
まず方法と実行の土台を整える入口商品
- 発音、文法、語彙、インプット、アウトプットの全体像と優先順位を整理したい:ファウンデーションズ re:mix
- 面接や入社が迫り、一か月の具体的な実行計画が必要:スパルタ イマージョン re:solve
方法を理解した後に、実践量を増やす継続商品
- 仕事に近いテーマを含む自然な動画を探し、リスニング量を増やしたい:Immersion Listening Package
Immersion Listening Packageは、英語学習の順番やイマージョンの方法を理解するための初心者向け入口商品ではありません。
外資系転職と英語についてよくある質問
外資系は英語ができなくても働けますか?
働ける場合はあります。日本市場向けで日本語中心の職種や、専門性が強く評価される職種では、英語が流暢でなくても採用される可能性があります。ただし、実際の英語使用量を確認する必要があります。
外資系転職にはどのくらいの英語力が必要ですか?
職種によって異なります。メール中心なら準備とツールで補いやすい一方、外国人上司との会話、英語会議、交渉、プレゼンが中心なら高い実務英語力が必要です。
TOEICが低くても外資系へ転職できますか?
可能性はあります。TOEICは一つの情報ですが、専門性、実務経験、実際に必要な英語タスクへの対応力も評価されます。スコアだけで応募を諦める必要はありません。
英語ができないことを面接で正直に言うべきですか?
誇張せず、現在できること、難しいこと、補う方法を具体的に伝えてください。「英語が苦手です」だけで終わらず、業務への対応方法と専門的な価値を説明します。
英語面接で聞き取れなかったらどうすればいいですか?
聞き直してください。質問を誤解して的外れな回答をするより、確認して正確に答えるほうが仕事上も安全です。
外資系に入社した後、英語ができなくてつらい場合は?
会議前の準備、確認フレーズ、会議後の要約を習慣にし、自分の仕事で繰り返す英語を優先して学んでください。心身への強い影響が続く場合は、上司、人事、医療機関などへ相談します。
外資系で働けば英語は上達しますか?
英語へ触れる時間と必要性が増えるため、業務に関係する英語は伸びやすくなります。ただし、英語を避け続けたり、理解できない状態を放置したりすると、自動的には伸びません。
外国人上司と働くには何が必要ですか?
英語力だけでなく、進捗を明確に報告する力、分からないことを確認する力、問題と提案をセットで伝える力、文化的な前提の違いを説明する力が必要です。
外資系企業へ入れば海外転勤できますか?
可能性はありますが、会社、職種、制度、実績によって異なります。外資系であることだけで海外転勤が保証されるわけではありません。
まとめ
英語が流暢でなくても、外資系企業へ転職できる場合はあります。
ただし、「外資系」という言葉だけで判断してはいけません。
日本語中心の国内職と、外国人上司や海外顧客との交渉職では、必要な英語力がまったく違います。
転職前に確認すべきことは、誰と、何を、どの頻度で、どの形式で英語を使うかです。
英語力が弱くても、自分の専門性が強く、会社が現在のレベルを理解し、入社後に改善する環境と意志があれば、挑戦は現実的です。
反対に、面接で実力を誇張し、入社直後から交渉や高速の英語会議が必要な仕事へ入ると、リスクは大きくなります。
入社後は、一般的なビジネス英語を広く学ぶより、来週の会議で必要な英語を優先してください。
準備し、参加し、確認し、要約し、同じ表現を次回へ残す。
この反復によって、仕事で必要な英語は少しずつ自動化されます。
外資系へ転職する目的は、英語を勉強することではありません。自分の専門性を広い環境で使い、その仕事に必要な英語を、実務の中で育てていくことです。
私たち「CHADS」とは?
CHADSは、英語を試験科目として学ぶのではなく、実際の生活やコミュニケーションで使える言語として習得するためのデジタルプログラムを提供しています。
私たちは、英語習得を次の四つの領域から考えています。
- Foundations:発音、基礎文法、頻出語彙などの土台
- Input:理解できる英語に大量に触れること
- Output Calibration:理解できる英語を実際に使える形へ調整すること
- Social Dynamics:人と英語で関係を作り、会話を成立させること
外資系の仕事では、この四つがすべて必要になります。
英語を学ぶこと自体を最終目的にするのではなく、英語を自分の思い描く生活とキャリアを実現するための、実用的な道具にすることを目指しています。
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